Web 2.0の本質(2) 技術革新 vs 実直さ
------「歯科治療における方法論の技術革新というのは、他の業界に比べると圧倒的に遅れてるんだろうなあ」、と本日お話していた先生の一言。確かにネット業界におけるGoogleのような画期的な変化をもたらしたり、アップルのipodのように音楽の流通スタイルを急激に変えてしまうことはこの先も無いだろうなと共感。
そんな折、大塚の事務所で一本の問い合わせ電話を受け話を伺ってみると、「パンフレットを持参した営業の方が好印象だったことに加え、内容を見てみると「実直な」印象を受けたので電話してみました」、とのこと。自分の会社が客観的に「実直」に見られていたのを発見したのと同時に、Google、アップルのサービスのような「革新」はなくとも、医療の世界はこの「実直さ」が何よりも重要なのだと痛感。------
さて、こんな今日実際にあったエピソードを踏まえて、前回の続きのブログツールをご紹介して行きたいと思います。
ブログの技術によって、誰もが簡単にウェブ上の情報を更新できるようになり、個人利用者の情報発信が活発になりました(ブログを更新している人をブロガーと呼ぶ)。こうした背景から、2005年3月末から2006年3月末のたった1年の間でブログサービスの登録者が335万人から868万人に約2.6倍増加しました(http://www.mediwill.co.jp/2006/10/post_10.html)。そして、ブロガー達の中から、眞鍋かをりのように有名になった人も出てきました。成功の要因をSix Apartの社員(Movable Typeの提供元)に聞いてみると、「自らの手でそして自分自身の言葉で更新し続けたこと」、との見解。
2.自らができること
上記の要因を医療現場の発信者側として置き換えてみると、「医療従事者自らが自分自身の知識・経験・見解を更新し続ける」、ことになるのかと考えられます。ここで話は冒頭に戻りますが、治療方法における画期的な技術革新が日々無くとも、例えばブログツールと言う技術革新の上で、日々診療されていらっしゃる現場の「実直さ」を継続して発信していくことが、Web2.0時代の医療現場の自らできる本質的な対応策なのではないでしょうか。(続)
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