2008年5月
本質を見極める力
傘が嫌いな城間です。皆様、どんな1週間でしたでしょうか?
先日、久しぶりに前職の上司と食事をする機会があり、今後のマーケット動向の見通しを伺ってきました。
僕が、最後にお世話になった部署が日本株の運用チームで、彼はその時のファンドマネージャーで、現在はアジア全体をカバーしています。
BRICsを中心とした新興国の経済発展により、ここ数年で急速にエネルギー消費量が増え、現在の石油価格が120ドル/バレルを超えてくるほど供給が追いつかない状況となっています。その結果、我々消費者もガソリン170円/ℓ を超える状況になるなど、身近な影響が出始めています。
同時にサブプライム問題を引き金に世界各国のマーケットが暴落し、特に日本株は外国人投資家の多くが資金を引き上げたことに伴い、大きな打撃を受けていました。
こんな荒波の中、優秀な元上司の運用チームは、周囲のファンドが運用難で資金を減らしている一方、安定して増加させているとのことでした。この市場の中、安定した成績を残す腕の良さには改めて感服しました。
こうした環境下で結果を出すために重要な視点は、本質をシンプルに見極めるという話でした。もちろん、マーケットを熟知した経験から資産を守る術を多々身に付けている方ですが、どのような事業が今後伸びるかという見通しに関しては、終始一貫して、
省エネ技術を持った将来有望な会社
という投資テーマを持っているとのことでした。エネルギー消費が増加し続ける一方、供給が追いつかないこの世界情勢の中で、エネルギー消費を抑えることに対する市場が益々拡大していくだろうとの背景です。
考えてみれば当たり前のようですが、本質をついた何年も変わらない軸を持って仕事を進めていくということは極めて重要なことだと改めて気付かされました。
仕事の壁を突破する
息子が生まれて早1週間が経ちました。お陰さまで、母子ともに順調に過ごしてます。
さて、最近読んだ本の中で、仕事をしている全ての方々の参考になる印象に残った本があるので、ご紹介します。
朝令暮改の発想―仕事の壁を突破する95の直言 - 著 鈴木 敏文
鈴木さんは、セブンイレブンをゼロから立ち上げるなど、現在全世界で店舗総数3万3千店、総売上8兆円の巨大流通グループを率いる、セブン&アイ・ホールディングスの会長兼CEOです。
95の直言の中でも印象に残った3つをご紹介したいと思います。
①「真の競争相手」は同業他社ではなく「絶えず変化する顧客ニーズ」である
競争環境の厳しい歯科業界においては、どうしても横の歯科医院が気になったり、他の医院が何をやっているんだろうと不安になったりすることは否めないと思います。しかし、最も大切なことは患者ニーズが何かを正確に把握し普遍的な医療サービスを提供することにあるということですね。
②マニュアルでは「一方通行」のコミュニケーションしかできない
何かの組織を動かすためにマニュアル化が大切ということがよく言われています。実際に僕も前職では、自分しか知らないことをよくマニュアルにして後輩や他の人が使えるようにしました。が、ここでも大切なことが、結局マニュアルというものは基本事項を伝えるには適しているけれども、絶えず変化している仕事の課題を解決するものではないということです。実際、セブンイレブンではこの大きな規模になっても未だにダイレクトコミュニケーションである店長会議を定期的に1600人程度集まって、フェイストゥフェイスで向き合って、問題解決しているそうです。
③人は「変えること」に抵抗する
この概念ですが、思い当たる節がある方も多いのではないかと思います。僕が仕事をさせて頂く中で、「素晴らしい先生」だなと思う瞬間は、今までの治療法を根本的に変えることでもより良い治療方法を常に勉強し続ける先生や、年配の先生にも関わらず患者ニーズに応えるためにもホームページが重要だと変化を柔軟に受け入れる先生を目にした時です。
結局は、成功していった経営者の方々は共通する意識を常に持っているということを常々感じます。本日の日経新聞の広告にインターネット証券として成功を収めた松井証券のトップの松井社長が、「ものまねは一切しないことを心がけた」、と書いてあった一言にも鈴木さんと同じマインドであることを垣間見ました。
経営者のみならず、全ての仕事人におすすめの一冊です。
親孝行息子誕生
色々とお気遣いを頂いてました方々ありがとうございました。
5月18日(日)16時5分に母子ともに健康な状態で息子が生まれました。体重は、3,140gで思ったより大きかったのですが、陣痛から出産まで1時間もないくらいあっという間に生まれました。担当して頂いた助産師さんも、「こんなに早く(陣痛から)生まれた方、初めてみました!」、と驚かれるほどでした。
父親が、「人間生まれる時と死ぬ時は選べないからな~」、と言ってましたが、この息子は最高のタイミングで生まれてくれました。週末で、僕も両親も動けるし、しかも良い天気の昼下がりに母親の負担をかけずに元気に生まれてくれたことは、最高の親孝行です。
30歳を目前にして2児のパパになれたことに幸せを感じると同時に約10ヶ月もの間お腹でしっかり育ててくれた妻に感謝したいと思います。そして、色々とお気遣い頂いた方々、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
似てますかね~



大船の美味いダイニングバー
やっぱり晴れた日は良いですね。天候によって一日のテンションが変わるのは僕だけではないと思いますが、皆様1週間お疲れ様でした。
先週末の話になってしまいますが、学芸大学附属竹早中学校来の友人の菊池君が大船駅前にダイニングバーを5月11日にオープンしました。

Wep'sという店で、落ち着いた雰囲気でお酒を飲めるのに加え、つまみが最高に美味しいです。何でも一流の腕の料理人をひっぱてきたそうです。食後に出たユッケ丼、ほんと美味かったなー

大船駅周辺は、チェーン店の居酒屋が多く、このスタイルのダイニングバーが無かったので出店に踏みきったとのこと。何でも、OPENというのは楽しいし、頑張って欲しいですね。
大船周辺で何かお店を探す方、おすすめですよ!
安産祈願
風邪をひかないようにして下さいね、と伝えておきながら自分が軽く風邪をひいてしまいました。本当に気温の変化には要注意ですね。
さて、会社経営をしているとあっという間に時間が経つなと思っていたら、実は城間家の第二子の出産も間近になっていることにびっくりしている今日この頃です。
「一人目と違い二人目は油断するから気をつけたほうが良いよ」、と友人からのアドバイスをもらっていましたが、確かに一人目のような心構えができていない自分に気づきます。しかも、一人目と違って、出産時に誰が子供を見るのかということが重要なことだということにも気付かない様なパパで、ちょっと心を入れ替えるためにもブログに書いてみました。
一昔前の高度成長期の日本では、お父さん達は夜まで働き、海外出張したり会社主体のライフワークで自分でなかなか調整のきかない仕事をしていた環境を考えると、それこそ出産のケアや立ち会うことは難しかったんだろうなと思います。もちろん、そのころから頑張っていたお父さん達はいらっしゃったでしょう。
僕が以前勤務していた外資系の会社では、パタニティーリーブなるお父さんの子育てのための休暇が公然と認められていたので、第一子の際にはたっぷり2週間程度休暇を頂いてました。外国人の上司は、むしろ休暇を取ることを推奨していたくらいです。
安産祈願をすると同時に具体的に出産前後に役に立てるようなパパ目指して頑張ります。
デザインの深層
サラリーマンが帰りにビアガーデンに立ち寄って賑わう気持ちがよく分かるくらい暑い日が続いていると思ったら急に寒くなり、体調管理を気を付けないといけない季節となりましたね。
先日来、弊社も業容拡大につきウェブデザイナーを募集しているとの話をしておりましたが、皆様のお陰さまで様々なデザイナーの方とお会いする機会にめぐまれ色々と勉強させていただいております。
あるデザイナーの方とお話していた際に聞かれたことで印象的なことがありました。
「城間さん、デザインって中国語でどのように書くかご存知ですか?」
と聞かれ、全く想像も出来なかった私は、
「うーん、美的なんちゃらとかですかね~」
と適当なことを申し上げてしまいましたが、
「実は裏はとっていないのですが、デザイン=策略、という字が当てはめられたようなんですよ。このことを聞いたときにデザインの深みをついたまさに的を射た表現だと思ったんですよ」
との話を伺い、デザイナーの方々の一つ一つの作品に対するこだわりの意識の高さを垣間見たりしました。



