6,600兆円

リーマンブラザーズが破綻してからというもの、米国の金融システムが揺れに揺れている。
   
リーマンブラザーズに公的支援が入らず、AIGには支援が入ったダブルスタンダードの問題がよく議論になっている。個人的な見解としては、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)と呼ばれる、債券を発行した事業主が破綻した際にその金額を保証する信用デリバティブ商品が、大きな要因だと推測していた。
 
そうしたら、9月20日(土)の日経新聞にそのCDS取引残高が6,600兆円(約62兆ドル, 2007年末時点)と出ていた。

世界的著名な投資家であるジョージ・ソロス氏が近著であるソロスは警告するの中でも、

~本文より抜粋~
それでもCDS市場は爆発的に成長し、名目資産では他のあらゆる市場を上回るようになった。現在、CDSの契約の残高は42.6兆ドルと推計されている。これは、アメリカの家計の全資産の合計にほぼ等しい金額である。アメリカ合衆国財務省証券(米国債)の市場規模4.5兆ドルはもちろん、アメリカの上場株式の時価総額18.5兆ドルさえも軽く凌駕する巨大市場なのだ。
~本文より抜粋~

AIGはこのCDSの売り手であり、その本家本元なのである。僕はまさにこうした商品を前職で扱っていたこともあり、身近な言葉ではあるが、一般的には知られないこうした信用デリバティブ商品がこの金融危機の問題の大きな要因の一つになっている。
 
かつてないほどの先行きの不安を感じるのは僕だけではないだろう。

生きる力  << 前の記事  | 次の記事 >>  インターン4期生総括

クリニック専門のホームページ作成/ホームページ制作で日本一を目指すメディウィル