デフレの正体
難しいことを分かりやすく書ける人は素晴らしいと常々思っていますが、正にこの本もその一つです。
デフレ、デフレと日々紙面を賑わしていますが、根本的な原因が何なのかをしっかり理解できます。
日本のデフレの正体、一言で表すと「15才~64才の生産年齢の人口減少」にあるということが理解できます。労働生産であると同時に消費をする世代なので、人口が増えて消費が増えていた時代と同様にモノを生産してしまうと、供給過多でモノが溢れ、結果的に価格が下がりデフレになってしまうという仕組みです。
筆者はデフレの対処法として、①高齢富裕層から労働生産年齢への生前贈与の促進、②女性の就労参加と経営参加を当たり前に、 ③外国人労働者ではなく、外国人観光客、短期定住客の受入、を挙げています。
①は、来年度税制大綱の中で出ている贈与税の一部引き下げが出ていましたが、②に関しては、僕ら経営者が意識して取り組むべき課題だと思っています。
学生達と接していても、前職でも優秀で安定感のある女性は多いなと感じているので、結婚して出産した後にでもできる仕事を創りだすのが重要なことかと。
メディウィルでは、子育てしながらできる「在宅」での仕事をお願いしています。実際に時間をうまく作って、とても素晴らしい仕事をして頂いてます。こうした仕事をもっと増やしていくのも、経営者として大事な仕事なので、2011年の目標の一つにすることにします。
現実に起こっている日本の根本的な構造問題を理解することで、対策を意識しながら一つ一つの事象に向き合えるので、どの世代の方々にも一読おすすめです。
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