新型インフルエンザ

インフルエンザパンデミック

河岡義裕氏という、東京大学医科学研究所ウィルス感染分野教授で、インフルエンザの先駆的研究で、2006年にロベルト・コッホ賞を受賞された最先端の研究者の方の本を読みました。

このロベルトコッホ賞は、日本人ではiPS細胞を発見した山中伸弥氏、自然免疫のメカニズムを解明した審良静男氏、過去にはノーベル賞をとった利根川進氏が名を連ね、ドイツの賞の中で最も高額で名声の高い賞だとのことです。


インフルエンザパンデミック


新型インフルエンザに関する書籍は、昨今多く出ているのですが第一線の研究者の話だけに科学的に説明がされ、理解度が深まります。


中でも、河岡氏が「新型インフルエンザが季節性インフルエンザと毒性はあまり変わらないと、メディアが楽観的に捉えている」ということに警鐘をならしており、パニックになる必要はないが危機感を持って十分な対策を取っていく必要があると提言しています。
 
 
それにしても、BLUEBACKSの書物は科学的な内容が濃く、非常に読み応えがある本が多いなと感じてます。

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免疫の力

会社経営をしている上で、最大のリスクの一つは新型インフルエンザをはじめとした会社機能が麻痺する可能性のある感染症だと考えてます。
  

健康でさえあれば、知恵を絞れば何事でもなんと対応できますが、そもそもで倒れてしまったら人はどうしようもありません。メディウィルでは、早くからこの危機感を高め、各社員の予防体制から、実際に欠勤した際にもフォローできるようなバックアップ体制を整えてきました。


とはいいつつも、どうしたら社員、その家族を守れるかということを考えていくと、「免疫」という分野にたどり着きました。そして、その免疫を分かりやすく、かつ物語風に解説している本を読み好奇心が高まりました。


新・現代免疫物語
「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異
岸本忠三・中嶋彰 著


 
 
著者自らが、大阪大学で免疫研究の第一線で活躍していただけに歴史的な流れ、現状、そして今後の免疫学の発展が詳細に解説されています。
 
 
特に興味深かったのが、免疫と普段我々が使っている言葉には、大きく「自然免疫」という人間生まれながらに持っている免疫と、「獲得免疫」という一度病原体が体に入ったらできる免疫があるということです。
  
  
この「自然免疫」という概念は実は、21世紀に入って世界に先駆けて日本の研究者である審良静男氏が、今まで注目されていなかった人間本来に備わっている免疫のメカニズムを解明したことから、急速に発展してきたそうです。
  
  
2000年に審良氏がネイチャーに出した論文は、その後世界中の研究者に2,000回以上も引用されるモンスター論文になり、近年では常にノーベル賞候補にあがっているとのことです。
 

こうして人間のメカニズムを研究し解明することが、感染症やがんなどの病気の克服に繋がり、多くの命を結果的に救うことをしている生命科学の研究者達には今後も是非とも頑張って頂きたいですね。


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新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザ対策を体系的理解し、かつ実践的なアドバイスが書かれている本の紹介です。
 

著者の濱田篤郎氏は外務省の新型インフルエンザ対策・医療専門委員を務めた医師で、現場に精通した実践的な内容で大変勉強になりました。
 

米国では約40%、日本では20%(著者の予測は約30%)の人がが感染するであろうといわれている新型インフルエンザ、これから本格的な流行期をどのように乗り越えていくか、各自、各社、各国の大きな試練になりそうです。


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