Web 2.0
インターネットの本質
先日の研修合宿の準備を進める上で、10数年前から現在にいたるまでのインターネットの流れを再確認していたなかで気付いた点をいくつか挙げたいと思います。
① PCの大型ポータルサイト時代から、携帯ポータルサイトへのシフト
今でもヤフーJAPANをはじめ、楽天、Googleと大型のポータルサイト、検索エンジンは主役を占めていますが、GREE、モバゲータウン等、携帯に特化したポータルサイトが台頭してきた
② 消費者(患者)からの口コミ、ランキング評価サイトの利用が高まった
ブログをはじめ、消費者(患者)自らが発信できる機会が増え、価格コム、食ベログ等、口コミ評価をメディアとしたサービスの利用が高まっている
③ インターネットによってごまかしがきかなくなってきた
これは、そもそも当たり前の話ではあるが、自分達を少しでもよく見せよう、無理なことをしようとしたり、だましたり、不透明な価格・サービスを提供したりしていると、すぐに消費者(患者)側からの情報発信により、あっという間に裸にされてしまうということ。
今までは、閉鎖的な環境のためそのサービスを受けた人がどのように感じたかという情報が出づらかった業種に影響が大きい。
いずれにしても、変化の激しいインターネット業界ではありますが、ありのままの自分達の姿勢、理念を等身大で情報発信することが何よりも重要で、この本質自体は過去10年あまり、そして今後も変わらないことだと思ってます。
自分も含めて、皆様も多くの情報にさらされていることと存じますが、本質を見極めノイズに惑わされること無く本業に集中することが最も重要なことだと再認識している今日この頃です。
ちょっとお堅い話になりましたが、皆様のご発展を心より祈願しております。
リンダ リンダ!
You Tubeってすごい!
っていう話は身近に聞いたことがあるかとは思います。そんなことをふとした時に感じたのでご紹介します。
僕らの世代はブルーハーツにとても影響された世代でした。そんな彼らをYou Tubeで検索すると、出るわ出るわで楽しい時間をすごしてしまいました。
そんな彼らのデビューを飾った「リンダ リンダ」です。今聞いても胸に突き刺さる歌詞で、甲本ヒロトの歌詞の深さに改めて感じるいつになっても大人になりきれない28歳の自分がいました。
http://www.youtube.com/watch?v=xfhvRlvMw8U
いいですね、懐メロ!
ブログっていったい何が便利なの?
ブログっていったい何が便利なの?といったことを本日は考えてみたいと思います。
ブログは、日本においては、英語版のブログツールが日本語化された2002年頃から急速に普及しました。今までウェブ制作担当者でないと煩雑な作業が伴うためホームページの更新ができなかった時代から、日記感覚で簡単に更新できるため、個人を中心に利用者が増加しました。「実録鬼嫁日記」に代表されるように、個人の発信した内容が書籍化、テレビドラマ化、ゲーム化する等、創造力の高い個人の能力が一般により広く知られる時代となりました。そんなブログツールですが、一体何がそんなに便利なのか?ということを下記の5つの機能を中心にまとめてみました。
①コメント機能
インターネット上の閲覧者がブログの内容に対して発言をすることができる機能です。この機能によって、閲覧者はブラウザ上でコメントを書くことができ、発信者と簡単に双方向のコミュニケーションが可能になります。設定によってコメントを制限することができ、内容を確認して一般公開することができるため、掲示板のように荒らされる心配は少ないです。
②トラックバック機能
ある他人のブログの記事に自身のブログへのリンクを作成する機能のことを言います。インターネットの世界では、リンクをしてもらうこと(被リンク)によって認知度が高まり、3章でご案内する検索エンジンの最適化(SEO)にも繋がります。
③コンテンツマネージメントシステム(CMS)
コンテンツマネージメントシステム(CMS:Content Management System)は機能というよりは、テキスト(文章)や画像などの「デジタルコンテンツ」を統合的に管理し、配信など必要な処理を行うシステムを総称して言います。こうしたシステムによって、ウェブページ作成に伴う技術的な知識を持たなくてもテキスト(文章)、画像といった「デジタルコンテンツ」を用意することができれば、インターネット上で情報発信ができるようになりました。ブログが本質的な意味で、インターネットの世界に変化をもたらした重要なコンセプトで、こうしたシステムにより、誰もが簡単に自分の表現をインターネット上でできるようになったのです。
④RSS(RDF Site Summary、Rich Site Summary、Really Simple Syndication)
ブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットを総称して言います。名称が異なる複数の規格が存在しており、それぞれ記述方法や用途が異なるため、多少の混乱がありますが、このRSSによって更新情報を閲覧者に通知することが容易になりました。その際に、RSSリーダーと呼ばれている配信情報を取得するソフトウェアを使用することによって、いちいち各ウェブサイトを閲覧して更新情報を確認することなく、一元管理できるようになりました。今後は、このRSSリーダーがますます普及してくるものと思われます。
⑤パーマネントリンク (Permanent Link)
パーマネントリンクとは、ブログの一つ一つの記事(エントリ)に対して与えられたURLであり、基本的には永久に(Permanent)変化しないことから言われています。こうした機能のおかげで、後からいつでもその記事を閲覧することができ、リンク切れの不安を感じることなく、上記のトラックバックを行うことができるのです。検索をした際にブログの記事が上位表示されることをご経験された方も多いと思いますが、それもパーマネントリンクによってもたらされた事象です。
こうしたことを踏まえてブログを使うと改めて更新したくなりますね(笑)。
Mixi 1000万人突破!
今、10代、20代の若者を中心にSNS(Social Network Service)という、日記の更新をしながら友人同士でコミュニティを楽しむサービスがものすごい勢いで成長しています。
その筆頭格の株式会社ミクシイの提供するサービスの会員数が3年で1000万人を超えるというニュースが流れました。
自分自身はあまり好んで参加していないのですが、「自分の日常を綴ったプライベートを人に見て欲しい」、「他の人のプライベートを覗いてみたい」、「人とつながりたい」、といった潜在的な人間の欲求が凝縮されたサービスなんだなあと、改めて感心してしまいました。野村総合研究所の予測では、今後ブログの利用者より更に増加するとみているようです。
ちなみにミクシイの創業者笠原氏は1975年生まれの31歳です。
ブログの書き方
よく、お客様から、「城間さんが言うのも分かるけど、いざパソコンを前にすると何を書いていいかわからないんだよね」、という声を頂きます。
実は自分も、アイデアは無数にあるのですが文章というものが苦手で苦手で仕方がないのです。何を隠そう中学時代に塾の先生には、「ほんとに城間は国語さえまともだったら。。。。(無言)」、高校時代では国語で360名中359番なるブービー賞をとったり、ゴールドマン時代1年目には、「お前はほんとにレポートとか大学で書いたことあんの?」、と散々な目にあってきました。
そんな私も、えらそうに若手の文章を推敲したり、ブログを書いてみたりしているのですが日々、「こんな表現でよかったのかな?」、と思い悩むことが多々あります。
そんな折、本屋でぱらりと見て、「あまり細かいこと気にしないでいいんだ!」、と認識した本をご紹介します。
『「書ける人」になるブログ文章教室』 山川健一著 ソフトバンク新書
著者は、サイバーエージェントというインターネット広告会社系列の出版社で編集長を務め、「実録鬼嫁日記」など人気ブログの書籍化を中心に話題書を刊行しており、特に下記の「どんなブログが本にできるのか」、というポイントは大いに勉強になりました。
①本音が書かれていること
②「笑える」、「泣ける」など何かが突出していること
③自分というキャラクターを対象化しその位置付けができていること
④美文である必要はないが、①~③を表現できる文章力があること
とのことです。院長先生の「本音」、患者さんとの診療現場であった「良い話」、先生の「キャラ作り」、といった要素が、読者である患者さんを惹きつけるのだろうと思います。一人でも多くの先生方の素顔が出るといいですよね!
ご参考までに↓
クリニックブログツールの導入
本日もお客様にお伺いし、ウェブサイトの最終版のご確認並びにクリニックブログツールのご説明をしてきました。そのお話の中でご指摘頂いた点、またお問い合わせ頂く内容で今後の弊社の課題として考えるべき点を挙げたいと思います。
・インターネット、PCに触れておられる先生なら使い慣れてきたら更新頻度は高まるが、全く触らない先生への対応・サポート
・現場からどのような情報を定期的に発信するのが患者様に伝わるのか
今後も日々改善しより良いサービスをご提供できるように努めていきますので、率直なご意見、コメントございましたら何時でもお問い合わせ下さい。
email: support@mediwill.co.jp
Web 2.0の本質(6) クリニックブログの具体的使用法
クリニックブログの具体的な使用例のシリーズの最後として、「患者様のアンケートを更新できる」ことをご案内したいと思います。
③患者様のアンケートを更新できる
症例報告でもご案内した弊社が提供させて頂いております「インプラントの不安」という専門サイトを事例にご案内したいと思います。
このサイトは東池袋山内歯科室様と共同で企画・制作したサイトですが、趣旨と致しましてはインプラントを初めて受けられる患者様の不安を少しでも解消できるきっかけとなる内容をモットーに、よくある10の質問に対してインプラント専門医が答えていることに加え、実際に治療を受けた「患者様の声」をサイト上に継続して更新するというところに重要な要素があります。サイトをオープンして間もないですが、いくつかポイントを考えて見ますと、
・治療を受けた患者様自身の生の声が、これから治療を受ける不安を和らげる効果が期待できる
・実際に治療を受けられた患者様の声を生かして、今後の更なる良い治療へ結び付けられる
・蓄積される項目ごとの声が将来的に価値のあるデータベースに繋がる
更に改善できる点はまだまだあるとは思いますが、実際に更新し続けていらっしゃる山内先生からは、「これから治療を受けられる患者様に繋がると同時に、自分自身の治療を高める大変貴重なデータです」、とのコメントを頂いてます。
少しでもご興味ある方は是非とも下記までお問い合わせ下さい。
Tel: 03-6914-3600
Fax: 03-6914-3602
email: info@mediwill.co.jp
Web 2.0の本質(5) クリニックブログの具体的使用法
クリニックブログの具体的な使用例の続きとして今回は症例報告ができることをご案内したいと思います。
②症例報告ができる
弊社が「インプラントの不安」という専門サイトを提供させて頂いている、東池袋山内歯科室の山内先生の事例をご紹介したいと思います。
「生涯歯医者ジョナサンインプランターのメモ」というブログ名で毎日のように症例報告をされいらっしゃいます。ブログの使い方としては極めて先進的で、地道に更新し続けたことによってネット上の認知度も高まり、結果的にブログを閲覧して来院する患者さんが多くいらっしゃるとのことです。成功要因として考えて見ますと、
・更新頻度が高い:ほぼ毎日欠かさずに現場の症例報告を発信している
・医師自らの言葉で発信している:ご自身の言葉、考え方で発信されているので、先生の人柄、医院の現場の雰囲気がネットを通して患者様に伝わる
・情報の蓄積が価値のあるデータベースとなっている:カテゴリーに各種治療した症例が蓄積され、実際の過去の症例を患者様が閲覧することができる。また、先生にとってもデータの蓄積をデジタルでインデックス化(適切なジャンルに分ける)することで、過去の症例を簡単に検索でき、また研究会・学会の発表の場にも紹介できる
といったことが考えられます。追加するとすれば、現場のスタッフの方々も発信していることから、医院全体の雰囲気が行く前からイメージが湧き、患者様が通う前に思う不安感を軽減していることに繋がっている事も見逃せません。今後ともお忙しいとは思いますが、是非とも更新を続けて頂き一人でも多くのインプラントを受けたい方が増えることを願ってやみません。
Web 2.0の本質(4) クリニックブログの具体的使用法
本日の制作打ち合わせでもクリニックブログツールを簡単にご案内していたのですが、何と言っても大事なポイントは、「現場の先生・スタッフの方が簡単に情報発信できるようになった」、ということに尽きます。
今日はクリニックブログの具体的な使用例をご案内したいと思います。
①新着情報の更新ができる
新着情報と言いましても多岐に渡るため、ここではクリニックからの「お知らせ」として考えていきたいと思います。
・休診情報
・定期検診の呼びかけ
・市区町村等の企画する患者様向けセミナー等のご案内
・所属医師会からの案内
・最新の医療関連のニュース
こうした情報を患者様向けに発信し続けることで、患者様へのサービスを向上し、結果的に蓄積された情報をインデックス化(カテゴリー別)に分けることで、将来的に振り返ったときにクリニック様にとって有益なデータベースが構築されることになります。
例として、弊社のホームページの取り組みを挙げますと、毎日インターネット・サービス及び医療経営に関するデータを新着情報として更新しております(www.mediwill.co.jp)。ご参照の上、ご意見、コメント等ございましたら戴けますと幸いです。
Web 2.0の本質(3) ブログの医療現場での使い方~概要~
連日に渡ってWeb2.0の中核を為すブログツールに関するご案内をして参りました。本日も1件、制作がほぼ終了したお客様にクリニックブログツールのご説明をして参りました。全く普段はパソコンは触らず、「インターネットの立ち上げ方も解らないですよ」、とおっしゃる先生ですが、今回ホームページをリニューアルされる中で患者様に対する継続発信の重要性をご理解頂き、熱心に取り組まれていらっしゃいました。こうして先生方が徐々にでも現場の情報を発信して頂くようになると、新規の患者様にとってより現場の雰囲気、先生の考え方が伝わり、また既存の患者様にとっても安心感に繋がると思います。
本日は、実際に医療現場でどのようにクリニックブログツールを使用すれば良いのかに関して概要のご案内を致します。ブログと言えば、一般的に「個人の日記」の印象を持ってらっしゃる方が多いと思いますが、使い方に関しては無限の用途があるのです。ここでは下記の3つの使用例に関してご説明していきたいと思います。
①新着情報の更新ができる
②症例報告ができる
③患者様アンケートを更新できる
それぞれの具体的な使用例を用いて次回以降ご説明していきます。(続)
Web 2.0の本質(2) 技術革新 vs 実直さ
------「歯科治療における方法論の技術革新というのは、他の業界に比べると圧倒的に遅れてるんだろうなあ」、と本日お話していた先生の一言。確かにネット業界におけるGoogleのような画期的な変化をもたらしたり、アップルのipodのように音楽の流通スタイルを急激に変えてしまうことはこの先も無いだろうなと共感。
そんな折、大塚の事務所で一本の問い合わせ電話を受け話を伺ってみると、「パンフレットを持参した営業の方が好印象だったことに加え、内容を見てみると「実直な」印象を受けたので電話してみました」、とのこと。自分の会社が客観的に「実直」に見られていたのを発見したのと同時に、Google、アップルのサービスのような「革新」はなくとも、医療の世界はこの「実直さ」が何よりも重要なのだと痛感。------
さて、こんな今日実際にあったエピソードを踏まえて、前回の続きのブログツールをご紹介して行きたいと思います。
ブログの技術によって、誰もが簡単にウェブ上の情報を更新できるようになり、個人利用者の情報発信が活発になりました(ブログを更新している人をブロガーと呼ぶ)。こうした背景から、2005年3月末から2006年3月末のたった1年の間でブログサービスの登録者が335万人から868万人に約2.6倍増加しました(http://www.mediwill.co.jp/2006/10/post_10.html)。そして、ブロガー達の中から、眞鍋かをりのように有名になった人も出てきました。成功の要因をSix Apartの社員(Movable Typeの提供元)に聞いてみると、「自らの手でそして自分自身の言葉で更新し続けたこと」、との見解。
2.自らができること
上記の要因を医療現場の発信者側として置き換えてみると、「医療従事者自らが自分自身の知識・経験・見解を更新し続ける」、ことになるのかと考えられます。ここで話は冒頭に戻りますが、治療方法における画期的な技術革新が日々無くとも、例えばブログツールと言う技術革新の上で、日々診療されていらっしゃる現場の「実直さ」を継続して発信していくことが、Web2.0時代の医療現場の自らできる本質的な対応策なのではないでしょうか。(続)
Web2.0 の本質(1)
お客様と話している中でもよくWeb2.0という言葉が話題に出てくる事が多く、クリニックのインターネット戦略上どのように生かせるかという観点で特に下記の2点に重点を置いて考えてみようと思います。
1.そもそもWeb 2.0 とは?
2.自らできることは?
1.そもそもWeb 2.0とは?
Web2.0とは、下記の7つの要素の一部またはすべてを包括するインターネットサービス群の総称と言われています。聞きなれない言葉も多いですが、今回はクリニック経営に関連が深い①のユーザー参加、特にブログツールに関して掘り下げていきます。
①ユーザー参加
②協力的ユーザー
③進歩的性善説
④フォークソノミー
⑤進歩的分散志向
⑥ロングテール
⑦リッチインターフェース
ユーザー参加とは、Web2.0の本質的な動きでもあり、もともと一方的にサービス事業者から受動的に情報を受信していた行動形態から、ユーザー自らが能動的に情報を発信する行動に変化したことを言います。私自身も約10年前Yahoo! Japanがサービスを開始しインターネットが本格的に日本で始まった頃、無限の可能性を感じる世界に魅力を感じる一方で自らが情報発信するには敷居が高い世界でもあるなと感じたものです。その高い敷居が2004年頃から徐々に低くなり、ユーザー自身が簡単に積極的に発信できる世界と変わってきた大きな要因の一つがブログツールなのです。(続)



